残暑お見舞い申し上げます。

毎日暑いですね。みなさん元気に過ごしていますか。8月も10日が過ぎ、あと2週間もすると夏期保育が始まりますね。子どもたちのいない園庭は蝉が気持ちよさそうに鳴いています。“つくつくぼうし”が鳴くと夏も終わりに近づいていく。と言われますが、つくつくぼうしの声も聞かれるようになってきました。

夏休みは、始まりには色々なところに出かけたりしますが、だんだんお家で過ごすことが多くなってくると思います。そこで出てくるのは“片付け”ですね。「沢山出したんだからきれいに片づけるのよ!」が合言葉のようになっていませんか。しかし、『子どもがいる家は散らかっているのが当り前』なんですよ。片付けも、はじめからできる人なんていません。それだけ片付けというのは難しいものなのです。

では、どのようにしたら良いのでしょうか?片付けは本人だけにやらせるのではなく、親子で一緒に行えばいいんです。これは、3歳児、4歳児、5歳児関係ありません。半分以上やってあげてしまっても構いません。ただ、最後必ず「いっしょにかたづけられたからおへやがきれいになってよかったね。気持ちがいいいね。」と声をかけてあげてください。一緒にやったことが子どもたちの中に積み重なっていき、その積み重ねが力となっていきます。「あなたがしてくれたから早く片付いてうれしい。」くらいの気持ちで良いのです。そうすることによって子どもたちの自信になり、次はもっともっと~しようと思えるようになるのです。

決して、「お母さんがほとんどやったのよ。あなたは少ししかやってないじゃないの。」なんて言葉は禁物ですよ。根気強く行っていくことで、自分でできることに繋がっていきます。

さあ、夏休みは子どもも親も向き合える時です、成長できる時です。忙しさの中にこのような時間を持ってみてくださいね。きっとお互いに大切な時間が過ごせることでしょう。