年中長での生活

ページェントの役も決まり、気持ちを深めていきます。今年は年中長で『ページェント』を演じます。ともに力を合わせひとりでも多くの人にイエスさま誕生の喜びを伝えていきたいと思います。

そんななか、お弁当を食べたり、クリスマス飾りをともに作ったりと共有する時間も多く持っています。クラスの深まりだけでなく、年長は一つ下の友だちの姿を見て、できることが多いことを知り自信を深めたり、寄り添ってあげることを改めて感じ、年中は年長の迫力や自分たちにはできないことでもできてしまうことに対して憧れをもつ機会にもなります。

年長組は園生活に対しての安心感が、また余裕がそのまま今現在出ているように思います。1度や2度伝えても行動に移すまでに時間がかかります。「もうここまでにしよう。」という気持ちの深まりが必要です。一人ひとりの持っている力を個々ではなく全体として発揮できるよう見守っていきたいと思います。

年中組は自己表現が強く出ているときです。聞く前に強い口調や友だちが嫌がることを伝える姿が見られます。しかし、今はその時がチャンスだと思っています。今の時を早歩きでなく、ゆっくりじっくり進んでいくことが大切です。

年中、年長の保護者の皆さまも今の子どもたちの姿を受け止め、理想に近づけるのではなくその姿に対してどのようなことをしていくことが必要なのかを具体的に考えていくことを大切にしていきましょう。