ほめるより子どもと一緒に喜びましょう

よく子どもたちを“ほめてあげましょう”とお話します。が、ただほめればよいということではありませんね。

子どもを育てるのに、決定的に必要なのは、「自己肯定感を育てる」こと。よくない育て方は、「自己肯定感を奪う」こと。と言われます。

自己肯定感は、相手から受け入れられている、尊重されていると感じることで育ちます。つまり、親は日々、子どもに対してあなたを受け入れているよ、尊重しているよということを伝えながら育てることが大切です。“ほめる”とは本来そういうこと。です。

たとえば、「あなたがげんきいっぱいだと、お母さんはうれしいな」というメッセージを伝えるのです。何かできたからほめるのではなく子どもが喜んでいるときにともに喜ぶことが何よりうれしいのです。

そして、できるようになったらほめるから認めるに変わっていけばよいのです。なかなかシャツがうまく着れなかったことが着れるようになるとうれしいと思います。けれど、100回行って100回できるようになればほめられてもうれしくありません。お母さんはできることを知っているよ。ということが大切です。