梅雨の時期

今日は午前保育。そして、今にも雨が降りそうな時間を子どもたちは過ごしました。

園庭では、年少さんが見つけた“おばけきゅうり”を洗ってかぶりついて食べました。そのままの味は本当に美味しかったです。「おいしー!」心からの声が嬉しかったです。

梅雨の時期はお家でもストレスが溜まりますね。あそびも限定されてしまうのではないでしょうか。そんな時に限って子どもたちは突拍子もないことを考えつきます。例えば、水を運んで来て・・・。

そんな時、どんな声を掛ければよいのでしょうか。「そんなとこでしないで!」「濡れたらどうするの!」なんて言う言葉が多いのではないでしょうか。これでは子どもたちの創造力が無駄になってしまいます。

「面白いこと考えたね。すごいね。だけど、ここですると濡れちゃうよね。」こんな言葉がけはどうでしょうか。また一歩進むのであれば、「ここでだったらいいよ!」とタライを用意したり、お風呂場を使用したりすることができると良いと思います。

子どもたちのその時の気持ちは大切にされ、またここでならいいんだと考えられるようにもなるのではないでしょうか。

決して、こうしてください。と言っているのではありません。その時の一人ひとりの気持ちに寄り添うことの大切さをお伝えできたら幸いです。

まだまだ、梅雨明けは先のようですね。ひょうが降ったり不安定な天気も続くようです。園でも、子どもたちが気持ちを思い切り開放できるよう環境設定を考え、一人ひとりに寄り添っていきたいと思います。