こひつじさんのその後・・・

梅雨の季節とはいえ、本当にジメジメしていますね。

こひつじさんも始まって1ヶ月が経とうとしています。この期間で一歩どころか、二歩も三歩も前に進んだ子どもたちだと思います。

お母さんのおなかから出てきてまだたった2年しかたっていない子どもたちが何を頑張ればよいのでしょうか。ひとりで歩いていることだけでも抱っこされてが当たり前だったことを考えれば一人ひとりが頑張っていることだと思いますよ。

さて、今日はみんなでトマトを食べました。八百屋さんに売っているものよりもはるかに緑色の青くさーいトマトです。しかし、身近で出来たものの力はすごいですね。子どもたちの口は次々にあいていきます。

大好きな様子、あんまり好きではないんだなーという様子、見ているとわかります。しかし、挑戦できてしまうのが私たちは分からない雰囲気の力なんですね。お帰りに「初めて食べました。」「絶対食べないのに。」などお母様方からお聞きすることもできました。

幼稚園で食べれたなら・・・お家でも・・・食べませんよ。欲張らずに見守ってあげてくださいね。

今でも涙になる姿もあります。しかし、毎回毎回同じ姿ではありません。泣いて切り替えられたり、泣いているうちに楽しいことが見つかったり、お兄さんお姉さんの力を借りて涙がとまったり確実に生活に慣れてきていますよ。子どもたちの成長であり、力ですね。

誰ひとり、初めから終わりまで涙で、ずっと抱っこされている姿はありません。ですので、心配する気持ちをお持ちのことは私たちもよく理解しています。だからこそ「先生。お願いします!」とお預けいただければありがたく思います。

そして、保護者の皆さまへのお願いは、ただ一つ。お子様を迎えた時に「よく頑張ったねー。」とギュッとしてあげてくださいね。そのことが必ず次に繋がる力となります。