縦割り保育2週目

新しい1週間が始まりました。今週も縦割りの時間を過ごしていきます。

2週目に入り、子どもたちの関わりもより深まっていくことでしょう。年少さんはお兄さんお姉さんへの憧れの気持ちを持っているようです。

年中さんも年長さんもそんな気持ちを感じながら自覚を持って取り組む姿を期待したいと思います。

今日は、こんなお話を聞きました。

お休み中の家族でのご飯中。年少さんのAちゃんは、「かみさまがたべものをつくってくれたんだよ。」とお話してくれたそうです。そこでお母さんは「どうやってつくってくれるの?」と聞いてみたそうです。

すると、Aちゃんは「じゅー、じゅー」と教えてくれたそうです。“”じゅー、じゅー・・・どんなことかわかりますか?

そうです、料理を作っているときの音ですね。きっと神さまが料理をしている姿がAちゃんには思い浮かんでいたのでしょうね。(なんて真っ白で素直な表現なのでしょう。)

そこで今度は年長さんのお姉ちゃんBちゃんに同じことを聞いてみたそうです。すると、それも聞いていたBちゃんは「はる、なつ、あき、ふゆときせつにかみさまがそのときのたべものをくれるんだよ」とお話してくれたそうです。

2年の違いって・・・。とお話してくださったことがとても嬉しくまた、家族のあたたかい食卓が目に浮かびました。(話した言葉など違いがありましたらAちゃん、Bちゃんのお母さんごめんなさい。)

2年。たった2年。いや大きな2年です。そう思うことってとても大切なことですね。Bちゃんはひとりで2年間をお父さん、お母さんと過ごしてきました。しかし、Aちゃんは2年間Bちゃんというお姉ちゃんという存在がありました。それはなんと心強いことでしょう。違いがあって当然ですね。

2番目はできてしまうことも多くある。という言葉をよく聞きます。自然なことかもしれないですね。お姉ちゃんという安心がすぐそばにいるのですから。

子どもたちは一人っ子、きょうだいがいる子、これからきょうだいを迎える子、様々な時間を過ごしています。かけがえのない時間です。これができなければいけないではないんです。

今日のようなお話の中で、家族の笑顔、家族の会話、家族の輪、それだけで子どもたちは成長の階段を登っていけるのです。