おやつとしてのおもちゃ

今日は今年度最後の教育講演会が行われました。

小学校の保護者会と日程が重なる中、途中から参加してくださった方もいらっしゃいました。感謝いたします。

幼稚園の木のおもちゃやを購入させて頂いたり、年長さんの大工活動では廃材をいただくこともありる“トムテさん”にご講演いただきました。

日々、保育の中で大切にしていることを理解してくださり、おもちゃや本をご紹介してくださいます。

今日のお話の中でのキーワードは今の子どもたちに与えるおもちゃは“おやつ的なおもちゃになっていませんか”ということだったのではないでしょうか。

つなぎだけのおもちゃ。時間をつなげるためのおもちゃ。そうではないですね。勉強しなくてもあそびのなかで十分学ぶことができることが詰まっているんですよ。というお話でした。

その例として、積み木あそびを通してのお話をしてくださいました。実際に「そうだよな。」「大切だよなー。」と思っても今日のように様々なあそび方や提供ができるかしら?と思いますよね。当然です。

では、何ができるのでしょうか。例えば、8個の四角い積み木を用意したときに、子どもと一緒にあそび、ともにあそびを見つけていけば良いのです。ともに創造を広げファンタジーの世界を感じていけば良いのです。

そこから始めたら、なんとなくできるかも・・・。と思いませんか。

身につけさせようというのではなく、あそびの中からそこを積み重ねていく。結果、そこに向かっていく。そう思うことが大切です。

今日は、この幼児期にとおっしゃっていましたが、小学生になってからでも十分できます。遅いことなんてありません。ちょっとの時間。から初めてみてはいかがでしょうか。