ページェント役決め

新しい1週間が始まりました。

気が付けば、2学期も残すところ1か月となりました。月日が経つのは早いと言いますが、どうでしょうか?

さて、今日は年長さんはページェントの役決めを行いました。

先日、年中さんと一緒にページェントのペープサートを見ました。年長さんは去年の経験から、知っている歌の時にはともに歌ってくれる姿もありました。

年長さんになって変わることは、ひとり一人に言葉や歌などの役割が与えられます。同じ役でも自分の言葉が与えられるのです。

今日を迎えるにあたり、子どもたちにはやってみたいものを3つ考えてきてほしいとお話ししました。

そして迎えた今日。役決めを行っていきました。

希望がぴったりに当てはまることなんてありません。中には、希望がひとりしかいなく希望通りに決まる場合もあります。

そんななかで、今日は天使さんが2人のところ5人の子どもたちが希望してくれました。男の子2人、女の子3人でした。

最初に思いを伝えてくれたのはA君でした。「ぼくは〇〇もやりたいなかにはいっていたからこっちにいくよ。いいよ。」と。

次に思いを伝えてくれたのはB君。「はかせさんになってもいいよ。」と。

最後に残ったのは3人の女の子たちでした。しばらくだんまり比べが続きましたが。

最初に思いを伝えてくれたのはCちゃんでした。「たんぽぽさんのときにはちがうのになったからなりたいの。」と。

それをじっと聞いていたDちゃんとFちゃん。Dちゃんは、「てんしをやってみたいとおもったから。」続くようにFちゃんも「てんしやったことないからやりたいとおもった。」と。

3人とも天使は初めてだったこと、それぞれの気持ちを知ることができました。

だからと言ってすぐに決まるわけではありません。

さらに時間が進んでいきます。その間、他の子どもたちもじっと待っていてくれました。

どの役も必要なこと、大事なこと、他の友だちはどうしてその役になりたいと思ったことなど話を進めていきました。

そして、最後に口を開いたのはCちゃんでした。「ほんとうはやりたいけど、DちゃんとFちゃんができるように〇〇をがんばってみる。」と。

ここでの大事なところは『ほんとうはやりたいけど!!』というところです。

DちゃんとFちゃんはCちゃんがやりたい気持ちを持ったまま2人に譲ってくれたことを心に留めなければいけません。一生懸命に取り組まなければなりません。

いつでもCちゃんは代わる準備はできています。

今後の子どもたちの取り組む姿を大切に歩みを進めていきたいと思います。今日は、お休みのお友だちもいました。登園時には今日の話を伝え、最終的に決定をしたいと思います。

今日のこの経験が必ず、今後の子どもたちの力となります。

どうぞ、ひとり一人を応援し、見守ってください。