夏期保育の2日目。待ちに待ったポップコーンの収穫を行いました。1学期に種を蒔き、芽が出て5㎝になり、30㎝となり、1mとなり成長を見守ってきました。「ポップコーンとるよー!」の一言に集まります。皮をはがしながら段々と黄色い小さな粒が顔を出します。「わー。できてるよー!」と歓声が上がります。今は、涼しいところにぶらさがっています。10月には皆で“ポン。ポン”楽しみたいと思います。今年はたくさんとれたので何回か楽しめそうです。
1学期に間引いたポップコーンの苗を持ち帰った園児が何人かいます。ペットボトルで作った鉢に入れて持ち帰りました。畑とは違い毎日のようにお水をあげないとすぐに乾いてしまいます。夏休みは出かけることも多いのでなかなか難しいですね。そんな中、こんな話を聞きました。旅行から帰ってきたある日、見ると枯れていました。小さな実をつけていましたが枯れてしまっていたのです。Aちゃんはそれでもお水をあげる姿があったそうです。そして、幼稚園でも収穫を終えた数日後、できていた小さな実の皮をむいてみるとどうでしょう。なんと3粒の実ができていたんです!お母さまからお話を聞いた時に、とっても嬉しい気持ちになりました。Aちゃんにとっては大きな大きな3粒だったと思います。Aちゃんの気持ちがたった3粒かもしれません。けれど、しっかりその3粒には届いていたのですね。
Aちゃん。10月にはその3粒も一緒にポップコーンにして食べようね。