園長ご挨拶

最初の教育をどこで受けるのか、それは一人の人間にとってきわめて大きい意味を持つものです。
四谷新生幼稚園は、キリスト教精神に基づく教育を方針としている幼稚園です。キリスト教保育では、「子どもも大人も神によって創造され生命を与えられた」ひとり1人がかけがえのない存在であり、神の恵みの中に生かされていると考えています。幼稚園での3年間は、子どもの生涯に大切な影響を与える人格形成期です。この時期に、自分が愛されていること、ともに生きる喜びを知ることは、何にもまして大切なことです。

当園では、信仰と、希望と、愛を基調とするキリスト教の精神に沿い、あるがままの子どもの姿を受け入れ、ひとり1人を「人格を持った人間」として尊重して保育してまいります。神と人の前に清く正しく、誠実に生きる人に、真・善・美を愛する心の豊かな人に、何事にもすすんで取り組む自主自立のできる人格を持った人に、また、他人の痛みを理解できる人に育っていってほしいと願っています。そのために、愛と生命を大切にする聖書の言葉を聞き、讃美歌を歌い、お祈りをする礼拝を大切にしています。
私たちの園では、「子ども第一主義・子どもの目線で」を合言葉にして、ひとり1人のお子さまを大切に保育していきます。

子どもたちには、一人ひとりに必要な力を神さまが与えてくださいます。それは、比べるために与えらるものではなく、大切にしてほしいこと、かわらないものとして与えられるものです。みんなちがってみんないい。のです。

園長 滝澤 貢