年中さんではページェントの役決めを行っていました。全員がそろって行うことができました。体調を整えてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
昨日から何になりたいか。一生懸命に考えたことでしょう。思い思いになりたい役に手をあげていきます。しかし、ぴったりに配役が決まることはありません。そこからが心を一つにしていく大切な時間です。
「どうしてもやりたいの!」「こっちでもいいかな?」気持ちをぶつけあいます。「〇〇くん。いどうしたら。」「〇〇ちゃん。いどうしてよ。」自分のことは置いといて一生懸命に何とかしようと考える姿もありました。
その中でも、「きょうはなれなくても、こんどのくりすますのときになったらいいよ。」というA君の言葉から話し合いも変化していきます。
一つひとつの役が大切であること。一つでもいないと伝えていくことができないこと。小さな小さな胸で考えます。
そして、最終的には思いを突き通して慣れた姿、譲ってあげた姿を経験し、全部の役が決まりました。この経験を今後につなげていきたいと思います。
今日は役決めのことをお話しすることもあるでしょう。決まったことをじっくり聞いてあげてくださいね。そして、同じ思いで受け止めてあげてくださいね。(「おかあさんがこれにしたらっていったんだもん」という言葉も聞かれました。そうでなくても、子どもたちが自分で考え、決めた役を心から喜んであげてくださいね。華やかな役でなくても神様は一人ひとりに必要なことをお与えくださるのです。)