新しい1週間が与えられました。今週は2日間という短い保育ですが、喜び多い時を過ごしていきたいと思います。
さて、今日から5月ですね。園ではゆっくりした時間が流れ始めていますよ。
年中長さんは“虫探し”に夢中です。バケツや箱に入れるだけだった姿から、虫が隠れられる葉っぱや石なども用意する姿へと変わってきています。生き物に寄り添っていっていますね。
夢中になれることがあると一生懸命に知ろうとしたり、考えてみようとします。この体験が子どもたちにとって大切なそして必要な時間です。
自由あそび中では、年長さんが大事に抱えていたバケツに年少さんがのぞきこんでいる様子がありました。そっと様子を見ていると、その年少さんに年長さんは話を始めました。
はっきりは聞こえませんでしたが、きっと中に入っている虫のことを一生懸命に伝えていたのだと思います。それをうんうんと聞いていた年少さん。その様子はなんとも微笑ましく、暖かいものでした。
年少さんがやってくると“こわされちゃう”“とられちゃう”などと、ついつい考えてしまうものです。(行動のほうが優先してしまいますからね。)しかし、興味を持ってやってきてくれた気持ちが心で伝わっていたんだと思いました。
自由あそびは、異年齢児の関わりも多くみられる時です。今日のような場面をたくさん感じ、たくさん保護者の皆様にお届けしたいと思っています。