年中長クリスマス(ページェント)

年中長クリスマスおめでとうございます。

今日は、年中長でのページェントを行いました。朝登園した子どもたちは緊張している姿もありました。けれど、緊張しているということは目の前のことにしっかり向き合っている。という姿です。大事な大事な姿です。

朝、お部屋では子どもたちと歌を歌いながら緊張をほぐしていきました。小さかった声も徐々に大きくなり元気な声となっていきました。

今日まで毎日練習を積みこんできたわけではありません。イエス様の誕生の喜びを少しずつ深めてきました。その喜びを欠席する子もいなく伝えることができたことは本当に大きな喜びです。

そして、今日が一番の素晴らしい姿でした。一人ひとりが持っている以上の力を発揮してくれました。やはり子どもたちには大人が思っている以上の力があります。

ある保護者の方は、「緊張しているときは手のひらにこうやって書いてのむんだぞ。」と人という字を飲み込むことをお話したそうです。するとA君はすぐに何度も何度も行ったそうです。「そんなにきんちょうしているのか?!」その時のお家の方の感じた気持ちだったようです。そうなんです、普段そのように見えなくても心の中ではとても緊張しているんです。そのことを分かったうえで見てあげることが大切です。

今日以上のことを求めるのではなく、今日のことから次への自信へつなげていけばいいんです。今日の経験が決して無駄になることなどありません。

改めて、年長さんには力があると今日感じることができました。やればできる力を一人ひとりが持っています。その力の出し方をこれからもともに考えていきたいと思います。

そして、年長さんから力をもらった年中さん。歌や言葉を与えられ一人ひとりが一生懸命に覚えようとする姿が見られました。2人だから、4人だから頑張れるのが年中児の姿です。一人だったらできないことも友だちとだったら力が湧いてくるんです。この経験が、今度は“自分で”という気持ちに変わっていくことをまたともに見守っていきましょう。

保護者の皆さま、今日1日本当にありがとうございました。