こひつじクラス説明会

今日は2013年度こひつじクラスの説明会を行いました。多くの方がご参加くださったことに心より感謝いたします。ありがとうございました。

数名の方に「まだおむつがとれません。大丈夫でしょうか?」とお声がけいただきました。結果からお伝えすると、「全く問題ありません。」まだおもらしもおねしょもあってよい年齢です。一人ひとり膀胱の大きさも違います。トイレットトレーニングは大切なことですが無理やりは禁物です。失敗したら着替えればいいんです。「濡れたままだと気持ち悪いね。」という気持ちを共有する時間としていくことで成功に移行していくことへと繋がっていきます。

実際に幼稚園に入園してから“おともだちがぱんつはいてるから”とそこがきっかけになってはずれることもあります。

子どもたちは「早くできるようになって!」と思えば思うほどそうはならないものです。そして早くできることがいいことではないのです。それぞれにあった寄り添い方が大切です。できないことを何度も言われた子どもたちは委縮し自信を失っていくことになります。するとできることもできなくなってしまいます。安心して向き合うことができるように気持ちも行うことも共有してあげてください。

それが大きくなっても人に頼ることに繋がっていかないか?と思うかもしれませんが、以前にもお話ししましたが過干渉と過保護は違います。自主性を大切に、やりたいと思っているときは時間がかかってもじっくり待ってあげればよいのです。

幼稚園という小さな社会では同じ子は誰ひとりいません。いつまでにこれができていないといけない。ということは誰が決めたのでしょうか?もちろんここまでにできているといいですね。ということはあります。けれど、年齢における基準であることを忘れないでくださいね。幼児期の1カ月というのは私たち大人が思っている以上に子どもたちの姿に違いがあります。その時の成長に合わせた寄り添いを大切にしていきましょう。