今日の朝は少し涼しい時を与えられました。連日の猛暑ではなく過ごしやすいスタートを切ることができました。
1学期も今日で終了式を迎えました。4月から始まり、3か月と1週間余り。涙していた年少さんも毎日「せんせーい!」と元気いっぱいにやってきてくれるようになりました。毎日ニコニコの日はありませんでしたね。大人と一緒で子どもも気持ちが乗らないときはあるのです。毎日、送り迎えをしてくださり園へと導いてくださったことに心より感謝いたします。
終了式を終えたのち、遊具洗いを行いました。自分たちが使ってきたおもちゃをぴかぴかにしました。その後は、今学期最後の水あそびを行いました。肌寒さも感じられましたが、短時間で思い切り楽しむことができました。
この1学期は、特にクラス担任は子ども一人ひとりとの信頼関係をまず第一に考え保育にあたってきました。信頼関係が築けて初めて伝えあうことの一歩を踏み出すことができます。子どもたちは安心した関係の中であれば、嬉しさも悲しさもすべてをぶつけてきてくれます。1学期が後半に差し掛かるころには真剣に怒ることもでてきました。信頼関係ができてこそ真剣に怒ることもできます。気持ちがしっかり伝わっていくことを感じました。
さぁ、夏休みは長いですね。1か月半の子どもたちの成長は、背はもちろん伸びますが、気持ちの面でも自信を積み重ね、行動することも多くなってくることでしょう。子どもたちのパワーに負けないよう保護者の皆様もその成長を受け止めることのできる心の余裕を持ちましょう。(持つことを普段から心掛けましょう。)
私たち教師も、様々な夏の研修会に参加して参ります。子どもたちに、保護者の皆様にお話を持ち帰ることができるよう取り組んできたいと思っています。今年の夏は梅雨が早く開け、猛暑になるようです。体調管理には十分配慮してあげてくださいね。
子どもたちには、「たくさんあそぶこと。」これもお約束の一つとして伝えました。今しかできないことを力いっぱい経験させてあげてくださいね。年長さんの中には目標に向かっていくこともあるでしょう。そこで大切なのは、勉強してからあそぶ。のではなくて、思う存分あそんでから勉強。ですよ。気持ちが満たされた後は子どもたちも持っている以上の集中力を発揮してくれることでしょう。
では、よい夏休みをお過ごしください。