9月も終わりに近づきました

2学期が始まり1カ月が経とうとしています。10月には運動会、芋ほり遠足と続いていきます。年少さんにとっては初めてのことがまだまだ続きます。経験を通して喜びを積み重ねていきましょう。

さて、年少さんは一人ひとりが思い切り表現している姿があります。自信からやりすぎてしまうこともありますが、そこは「今はどうするときなのか。」ということを大切に向き合っています。1学期には決してできなかったことですが信頼関係が深まった今だからこそできることが2学期は増えてきます。

年中さんはぶつかり合う姿が多く見られています。ちょっとぶつかると「ぶった!あやまれ!」知らなくて座っていた席に座ってしまうと「そこだめー!」と顔を近づけて怒る。そんな姿が多いです。気持ちをぶつけることは大切なことですが伝わるにはどうしたらよいか。ということを積み重ねていきます。しばらく続く成長する姿を見守っていってくださいね。

年長さんは、運動会に向けて年長さんが任されることもあり、緊張感よりも喜び、期待の方が大きいようです。子どもたちの話している様子からもそのように感じられます。色々なことを積み重ねてきた今、お互いに協力し合う姿も多く見られています。仲間意識の深まりから、言葉遣いが悪かったり、調子に乗って指摘されることもあります。年長さんは今何をしないといけないのか。ということはよーく分かっています。分かっているからこその行動だと、保護者の方も思ってあげてくださいね。グーッと我慢する時期ですよ。

自律性というのは自分で自分を律する力(自分をコントロールする力)です。親は、さまざまな必要なことを子どもたちに教えます。たとえば、手の洗い方や食事のマナーなど。しかし、それらをすぐにできる子はいません。何度も何度も繰り返していきます。そして、できるようになる時期は25人いたら25人違います。そこを私たちが知っておくことが大切です。できるようになる時は子どもが自分で決めるのです。できなければ手を貸して一緒にやってあげることが必要です。この繰り返しのなかで子どもたちは自律していくのですよ。じっと待ってあげましょう。勘違いしてはいけないのはただじっと待つのではなく穏やかに何度も繰り返しが大事だということです。

さぁ、10月に向かっていきます。子どもたちの成長にしっかりついていってあげてくださいね。成功、失敗を繰り返しながら子どもたちとともに成長していきましょう。