さて、この写真は何をしているところでしょうか?
①カップに砂を集めている
②カップに入っている虫を見ている
③カップに木の実を集めて数を数えている
正解は・・・
②です。
年中さんは虫が大好きです。どこに何がいるのかもよーく分かっています。
今日のこの姿は、ふたりで中にいる虫を何かつぶやきながら見ているところです。では、いったい何をつぶやいているのでしょうか?
よーく耳を澄ますと聞こえてきます。
「うわー、うごいた。」「わーきもちわるい。」「このむしなんだろう。」
そうなんです。二人は何か分からない虫に興奮しながら話をしているのです。「なんかわからないいんんだけど、なんかうごくんだよー。」それはそれは嬉しそうに後ほど話してくれました。
わかないことがこれほどまでも二人の心をワクワクさせてくれるのです。ずっとずっと見ている姿がありました。
そして、この時は同じ気持ちを共有してともに同じ方向へ向かっていたことと思います。自然の流れの中でここへ向かっていくことほど素晴らしいことはありません。きっとこの関係はこれからしばらく続いていくことと思います。
私たち保育者もそのことを十分心にとめたうえで子どもたちの関わりが深まっていくよう努めていきます。