野菜がたくさん収穫できたある日。年長組のAくんが「せんせい。ようちえんのやさいをぬかづけしてたべようよ!」と一言。
私はもう一度聞き返してしまいました。子どもたちから“ぬかづけ”という言葉がでてくるとは思っていなかったからです。
「もってきてもいい?」とキラキラした笑顔で伝えるAくんに、「いいねー。いいよ!」と返しました。
そして次の日。お母様と一緒に持ってきてくれました。
みなさんのご家庭にはありますか?昔は各家庭にぬか床があり、朝食にはぬか漬けでご飯を1杯も2杯も食べたものです。
その日の午後に、早速採れたてのナスを漬けてみました。
まずは教師たちと味見をしてみました。一斉に「おいしい!!」と声があがりました。
今では、ナスにきゅうり、漬けたあとは鮮やかな色になって顔を出してくれます。
毎日のお世話も楽しみに、大切にしていきたいと思います。
それにしても、昔の人はすごいですね。どのようにしてこのようなものができて、このような保存方法を見つけていったのでしょう。
野菜の収穫がますます楽しみに心待ちにしてくれる子どもたちの姿があります。これからできる野菜でも挑戦してみたいと思います!