2日前のナーサリーのお迎え時、年中さんのAちゃんのお兄ちゃんがカマキリを持ってきてくれました。お兄ちゃんのBくんも卒園生です。
入れ物に入ったカマキリはそれはそれは大きなカマキリでした。
Bくんは「せんせい。ようちえんでかって!」と持ってきてくれました。
それを見たAちゃんは「にがす!」と一点張り。色々な思いが心の中で広がっていました。
その日は、とりあえず幼稚園の虫かごに移して帰りました。
それから2日間が経った今日。Aちゃんが「かまきりにがす。」と伝えてくれました。
その一言で、みんながカマキリがいることに気づきます。しかし、目の前にすると怖いものです。
カマキリも必死に構えます。必死に飛びます。
その様子に子どもたちは「きゃー。」と言いながらも少しずつ慣れていきます。そして最後には腕に乗せたりしながらカマキリの様子を見ていきました。
ここまでおおきなカマキリを見ることもなかなかありません。子どもたちにとってもとてもよい経験となりました。
この機会を与えてくれたBくん。本当にありがとう。幼稚園の園庭ではきっとカマキリがみんなのことを見守ってくれていることでしょう。