今日は保護者全体会を行いました。
3学期の行事やその他お話しすることができました。ありがとうございました。
今日の初めにお話しさせていただきました一つ目のことを再度お伝えさせていただきます。
子どもたちは「せんせいだっこ!」と言います。
保護者の皆さまは、「K先生、重いよ。」「明日にしよう。」など声をかけてくださいますが、
私はそのすべてに応えてあげたい。と思っています。年齢など関係ありません。
子どもたちはどうしてそう言うと思いますか。
よく、スキンシップを求める子どもは家庭で十分に満たされていないから。
なんて言われますがそれは違います。
では、なぜでしょう。
気持ちを落ち着かせるためでしょうか。何か不安なことがあるからでしょうか。だっこが大好きだからでしょうか。あたたかさが心地よいのでしょうか。
そのすべてが理由です。
というよりも、理由なんてどうでもよいのです。
今しかできないこと。その一つでもあります。きょうだいでお兄ちゃん、お姉ちゃんだからもうだっこは・・・。なんてことはありません。
年齢が上がれば上がるほど甘えることもうまくできなくなっていきます。
これからの年長さんは特にです。
そこへ「もうすぐ小学生だから・・・」が合言葉になっていくのでなおさらです。
小学生になったらだっこはしちゃいけないという決まりはありませんね。
小学1年生といえば、幼稚園では年少さんです。
年少さんの初めは「今日も一日よく頑張ったね」と抱っこしたり、抱きしめたりしたことと思います。それが待っていると思ってあげてください。
子ども時代にしかできないスキンシップの一つです。それが大きな力になって頑張る力にもなっていくのです。そこを心にとめておいてあげてくださいね。
最後に、私もできないときもあります。
そのことは子どもたちにしっかり伝えることも心がけています。嫌だからしないのではなく、今はできないとき、してはいけないとき、終わるタイミングのときなど状況は様々ですが、そこも常に持っています。
満たされる経験が、待つことにもつながっていきます。
それがメリハリある生活へとつながっていくと私たちは信じています。