「ふねつくりたいいんだよなー。」と箱を手にしながら前を通るAくん。
「どうやってつくったらいいのかなー。」と再び前を通るAくん。
牛乳パックにラップの芯を立てて船に見立てていきます。
進めていくうちに、イメージが形になっていかないことに気づくAくん。
牛パックと牛乳パックをくっつけたい。とようやく言葉にすることができました。
手に取ると頑張ったあとがたくさん見られました。
「せんせいが押さえとくからくっつけてみようか。」
セロテープ台まで走ります。全部で8枚のセロテープ。ようやくくっつけることができました。
その後は、「みずにうかべられるかなー。」と考えが進んでいきました。
のちに、保護者の方に聞いて、朝から船を作りたいという思いがあったことを知ることができました。
持ち帰る頃には、セロテープがガムテープに。きっと剥がれてしまったことをほかの教師に伝えガムテープに変わったのでしょう。
ひとつの思いから形になり、続いていく子どもたちのあそび。とても嬉しい時間でした。