お泊まり保育前日

39年ぶりの6月の梅雨明け。今年の夏は今の言葉で表現すると“スーパー暑い夏”になるそうです。

明日は、年長組のお泊まり保育です。

この1ヶ月。子どもたちと歩みを進めてきました。お泊まりに行くよ!ではなく、いつも「おさるのジョージに会いにいくよ!」とお話してきました。(今回のテーマがおさるのジョージなのです。)

子どもたちは時々起きる変化に目を丸くしながら気持ちを深めていきました。当然、そのことが不安になる様子もありました。しかし、その不安な気持ちもみなで共有し、分かち合いながら進めてきました。

幼稚園では“楽しみ!”でも、家に帰ると“行きたくない”。そんな繰り返しだったかもしれません。しかし、それで良いのです。子どもたちが一番お互いの気持ちを感じていることでしょう。その気持ち一つ一つを大切に明日を迎えたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。では、明日。駅で待っています!!

また、今日は小学生が8名お手伝いに来てくれました。その中の3年生のAちゃん。最後にお手紙をくれました。

そこには次のような内容が。いつも先生が朝も帰りも門のところに立ってくれてタッチをしてくれたこと覚えています。そして、一緒に〇〇の話ができる先生でした。(〇〇のところは内緒です!)

そして、最後の謝恩会の時に「いつでもようちえんにきていいんだよ。」と言ってくれたこと。「こひつじさんからの4年間でふざけるときはふざける。やるときはやる。」といつも言ってくれていたこと。「今でも覚えています。そして今でも大切にしています。」と書いてくれていました。涙が出るほど嬉しかったです。

私たちがいつも大切にしていることが今でも継続して心にあること。それが何より嬉しかったです。そしてAちゃん自身がそのように思っていてくれたことが分かったことが喜びとして込み上げてきました。

保育とは、種まきだと思っています。もちろん、幼稚園のうちに芽を出す子どももいます。反面、幼稚園のときにはじっくりじっくり栄養として溜め、小学校へ行って芽を出す子どももいます。両方の姿がある。それで良いのです。

芽が出たときに、「あー、〇〇せんせいが言ってたことってこういうことか!」と分かってくれたらそれで十分です。

これからの四谷新生幼稚園すべての教師の力となるお手紙でした。Aちゃんからこれからの力をもらいました。ありがとう。