教育講演会②

今日は今年度2回目の教育講演会が行われました。

世界各地の子どもたちが登場し、世界には裕福な家庭の子どももいれば、日々の生活にさえ苦しむ子どももいます。日本とは言葉や生活習慣、考え方が異なるいろいろな国で、子どもたちはどのような夢を抱き、どのような生活をしているのでしょうか。また、親は何を想い、子どもたちを見つめているのでしょうか。

夢をもつことの素晴らしさ、家族の絆、豊かさの意味・・・。たくさんのメッセージが詰まっています。子どもや大人を問わず、何かを感じていただけたら嬉しく思います。

“何か”の部分は決まっていません。ひとり一人が感じることが大切です。

[子どもが約束を守れないとき]・・・

*約束という「命令」や「指示」ではありませんか?

約束というのは自尊心が守らせるのです。幼い子どもでもそうです。ですから子どもの中に自尊心を育ててあげないと、約束を守る力というのは育ってこないのです。自尊心は自己肯定感と言ってもいいですね。                  また、大人が幼い子どもに約束だと言っていることが、実は命令とほとんど違わないことがよくあるのです。約束というものは本来、対等な立場でするものです。子どもに無理難題を突きつけて「約束だよ」と言う。そしてうまくいかなかったときに「約束したでしょ」と叱る。けれども、それは課題が重すぎて守れなかったのかもしれません。守る意欲がなくて守れなかったのかもしれません。もう少し言えば、意欲の背景には自尊心が必要ですから、自尊心がちゃんと育っていないから守れなかったのかもしれません。約束違反をしてしまうということは、自尊心が傷つくことです。・・・・つづく・・・

佐々木正美先生の子育て百科のなかに書かれていることです。

子育てには近道はありません。急がなくてもよいのです。

教育講演会へご参加くださりありがとうございました。