いっしょにいこうね

今日は合同礼拝が行なわれました。年少さんは年長さんと一緒に礼拝堂へと移動してきます。

お兄さん、お姉さんを頼りに足を進める姿も少なくありません。

そんななか、年少さんのAくんは、年長さんのBちゃんのことを「いや!」と言ってなかなか手を出しても繋いでくれませんでした。1学期の縦割り保育の時からが始まりだったように思います。

それでもBちゃんは一生懸命にAくんに寄り添ってくれました。「わたしのこときらいなのかな。」と思っても仕方のない姿でした。しかし、Bちゃんは諦めません。諦めないということが強引ではなく、近くにいる。という見守りでずっとずっとともに過ごしてくれていました。

Aくんはようやく園生活にも慣れ、涙になる姿が2学期には本当に少なくなりました。

そして今日。

礼拝が終わりお部屋に戻る時でした。AくんからそっとBちゃんへ手を出している姿が見られました。Bちゃんと目が合いました。そっと微笑んでくれたBちゃん。私のほうが飛び上がるほど嬉しく思いました。

積み重ねの大切さ、強引ではなくそっと寄り添う大切さ。子どもたちから改めて学びました。これからのAくんはきっとBちゃんを頼りに幼稚園に足を進めることもあるでしょうね。