それぞれの場所で・・・それぞれのあそび・・・

今週も終わりを迎えました。今週は雨も多く子どもたちもお部屋で過ごす時間が多く与えられました。

雨の日は動の活動、静の活動と子どもたちの様子や前日のあそびなどから環境設定を行っていきます。

最終日は、積み木や相撲、粘土、制作活動などが行われていましたよ。

年長さんのお部屋では相撲が行われていました。さすが年長さんですね。迫力ある取り組みが行われていました。男とのお子も女の子も力いっぱい。心強く映りました。

年中さんはマーキスカ積み木を天井に向かって積み重ねていましたよ。初めはともに積み重ねていたことが、積み上がっていくに連れて身長の大きな子が積み重ね、ほかの子どもたちが積み木を渡していく。など自然とそれぞれの役割ができていっていました。高くなってくると積み木や椅子を持ってきてもっと高く積み上がるように考えます。そして、これ以上は。となったときでした、「Kせんせーい!みてー。」「でももうたかくできないよ。」

その声を聞いて「よし。まってて!」と脚立を持ってきました。ここでも、登って積み上げる子ども、台を支える子ども、下から積み木を渡す子ども。と役割が。経験の中で自然と支え合い、喜び合うことができる経験。それが幼稚園という場所です。

ウッドデッキでは、年長さんのAくんとBくんが端から端までを何やら踊りながら歩いています。・・・阿波踊りです。Aくんが歌を口ずさみながらBくんがついていく。この夏休みにAくんは阿波踊りを経験し、2学期が始まってからみんなにみせてあげる。ととても張り切っていました。普段は恥ずかしがり屋のAくん。「みせたい!」という気持ちは前へ気持ちを押し出してくれます。とてもよい経験と時間を過ごしました。ともに盛り上げてくれたBくんの存在もとても大きなものです。2人の表情からも喜びと分かち合いを感じることができました。

もうすぐ10月ですね。10月からは年少さんも門からのお見送りとなります。子どもたちは急にはできません。ですから来週の1週間はそこに向かっていく1週間となるように保護者のみなさまもご協力ください。お部屋の前まできましたら、子どもたちも切り替えてお部屋に向かうことができるように速やかなお見送りをしてください。それが今後の子どもたちの姿につながっていきます。