今年は暑さが急激にやってきた影響で野菜たちも8月になってから成長が進んでいきました。ですので、例年よりも長く収穫が続いています。
いまだ実をつけているのは、ピーマンやオクラ、ゴーヤなどです。
子どもたちは毎日その成長を見守ってきました。見守り方は様々ですが、実が大きくなると収穫できることを自然と知っていきます。
そして、「たべてみたいな。」と思うのです。
同じピーマンでも、おうちのもの・お店のもの=幼稚園のものではありません。そこには気持ちがこもっています。だから、普段食べないものでも食べることにつながっていくのです。
もちろん、幼稚園に入園したから食べれる。ということではありません。一人ひとりの興味や見守り方を大切にしていくことが重要です。
絶対に食べないものを食べるときの気持ち。どんな気持ちなのでしょうね。本心はその子しかわかりませんが、その時に私たちができることは、「すごいねー。」「もう食べられるねー。」ではなく、「おいしいんだね。」「おかあさんもたべてみたいな。」といったところでしょうか。要するにその行動に欲を出してはいけませんよ!ということです。
これからも一人ひとりの野菜への向き合い方を大切に土に触れ、成長に触れていきたいと思います。
今は、ブロッコリーやカリフラワー、キャベツの苗が植えられています。同じように見えて違います。その違いを感じながらぜひ保護者のみなさまもともに見守ってください。