新しい1週間が始まりました。今日は年長さんがページェントの役決めを行いました。
先週は、年少さん、年中さんが行いましたので、全クラスが終わりました。そして、何よりの喜びは全クラス欠席者がいない中で決めることができたことです。
初めての年少さんは、聖歌隊(歌をうたう人です)、動物4種類の役が与えられました。決めてくることはなかなか難しいのが年少さんです。そして、直前で思っていたことが変わってしまうのも年少さんです。お友だちが挙げているのを見て挙げる姿もあります。しかし、そのなかでもじっくり決めてきた子どもたちもいます。月齢の違いが大きく感じられることもこの一つかもしれません。
年中さんは、年少さんの時のことをなんとなくは覚えています。そして、見ていた劇を今度は自分たちが・・・という思いに変化していきます。また、年中さんには“ゆずることがいいこと”という気持ちも生まれています。その成長は一人ひとり違いますが、一見譲られた子どもの方がいいのでは・・・と思ってしまうかもしれませんが、子どもたちはそのようなことは一切思っていません。そこを受け止めてあげてくださいね。
年長さんは、自分が年長さんになったら・・・と思いも強くありました。また、年中さんのときに譲ったからと思う気持ちもあります。そこで様々な思いを伝え合います。その伝え合いが大切な時間となります。結果、また譲った子どもが同じでも、また譲られた子どもが同じでも、思いを伝えること、相手の思いを知ることがこの先の子どもたちにとっては大切だと思います。当日までも一人ひとりが向き合った気持ちを大切に歩みを進めていきたいと思います。