園庭には、2個の雨水タンクがあります。雨樋の途中にホースを連結させて、降った雨がタンクに貯まる仕組みです。
子どもたちのあそびや畑の水やりに大活躍です。
昨日も雨が降りました。今日の朝、タンクが溜まっているだろうと確認すると、1つのタンクが空っぽでした。確認すると、蛇口が開けっ放しだったのです。
日常でも、出しっぱなしになっていることをよく目にします。
よーく考えてみると、子どもたちの生活は全てではありませんが、手をかざして水が出て、その後自然ととまる。ということが身近なのかもしれません。
出したもののそのまままになっていることが多いように感じます。
幼稚園では、あえて昔を大切にしたいと思います。今がダメだといっているわけではありませんよ。様々な経験が子どもたちには必要だということです。
生活の中で知り、学ぶことが多くあるのです。自然と指先に力を入れることを身に付け、自然とひねる方法を身に付け、自然とたくさんひねるとたくさんの水が出ることを知り・・・、まだまだありますが、便利化によって失われることがないように考えていきたいと思います。
教えられることではなく、生活の中で学んでほしいと思います。