ちゅうりっぷさん!たんぽぽさん!ゆりさん!保護者の皆さま!おはようございます。
今日は曇り空ですが、気温は高いですね。
さぁ、今日も礼拝から始め、よい一日といたしましょう。
「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」
「さんびかちいさいおててをうたいましょう。」
「しゅのいのりをいたしましょう。」
「せいしょのおはなしです。」
◎聖書のお話:助け合って生きる
Aくん(お兄ちゃん)とBくんはきょうだいです。ある日、二人だけで新幹線に乗って、おじいいちゃん、おばあちゃんの家に行くことになりました。お父さんとお母さんが、駅のホームまで送りに来てくれました。着替えや、本屋、おやつをリュックにつめて、AくんとBくんは元気に新幹線に乗りました。
ところが途中で、Bくんの気分が悪くなってきました。座っていると気持ちが悪いので、トイレに行きました。揺れる新幹線のトイレの中で、Bくんはなかなか気分がよくなりません。仕方がなので、また席にもどりました。しかし、またもっと気持ちが悪くなり、またトイレにいきました。すると、ドアの外から、「Bちゃん。だいじょうぶ。ぼくがここにいるからね。」とお兄ちゃんの声がしました。Bくんはほっとしました。すると、気持ちがわるかったのが全部出て、元気になってきました。
トイレから出ると、お兄ちゃんが、ハンカチで汗を拭いてくれました。それから、ふたりで気持ちよく過ごすことができました。新幹線が駅に着くとおじいちゃんとおばあちゃんが迎えにきてくれていました。おじいちゃんが「仲良く来たね。」お言いました。Bくんは、元気よく「うん。なかよくきたよ!」と言って、お兄ちゃんの顔を見ました。お兄ちゃんもニコニコ笑っていました。
「さんびかこどもをまねくをうたいましょう。」
「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」
今日のお話は、互いに愛し合い助け合うことの大切さを知ってほしいと思います。そんな心を持ったひとり一人に成長してほしいと思います。
さぁ、今日は『こどもの日』ですね。ご家庭でもこいのぼりが飾られていますかね。
こいのぼりはなぜ飾るのか知っていますか?その中でも、一番上にある5色のものは何か知っていますか?
真鯉の上を泳ぐカラフルなもの。実をあれは「吹流し(吹き流し)」というもので、「子を脅かす悪いものから守ってください」という魔除けの意として付けられているようです。では、一体なぜあんなに派手な色なのでしょうか?
吹流し(吹き流し)には青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)の五色が使われています。これらは「神道の5色」と言われており、古代中国に伝わる「五行説」に基づいているとされているのです。五行説を簡単に説明すると「木・火・土・金・水」の5つの元素が互いに助け合ったり、打ち消し合ったりしながら、すべての物事が循環しているという思想のことです。5つの元素を色にあてがうと「木=青(緑)、火=赤、土=黄、金=白、水=黒(紫)」を意味しています。この思想を吹流し(吹き流し)にあてがうことができ、子どもに悪いことが忍び寄ったとしても、これら万物を成す5つの元素が守ってくれる、つまり邪気を祓ってくれると信じられているのです。ちなみにこの五行説の考え方は、陰陽道における魔除け五芒星にも繋がります。
しかしながら、この「五行説」は一つの説であり、実はもう一つ吹流し(吹き流し)の意味があると言われています。吹流し(吹き流し)は本来、軍の旗として使われており、風向きや強さを見極めるためのものでしたが、鯉のぼりと一緒に使うことで、神さまにより早く男児の誕生を気づいてもらうためと言う説もあります。
様々な説がありますが、調べてみると面白いですね。吹き流しの上にある、金の丸いものは何のためにあるのか?こいのぼりはなぜ3匹飾るのか?などなど、調べてみてくださいね!!
幼稚園でも、こいのぼり作りをする予定でした。
年少さん:あらかじめできているこいのぼりの体に、色々な形の紙をのりでペタペタ貼ってみましょう。重なってもいいですよ。楽しくできること。が大切ですね。
年中さん:白画用紙を半分に折って、広げた半分に絵の具で模様をつけます。つけたらもう一度半分に折ります。そして、広げてみましょう。反対側にも同じ模様がついたものが出来上がります。できたものをこいのぼりの体にします。
年長さん:障子紙、または半紙を好きな大きさに切って、切ったものを何度も折っていきます。四角、三角でもいいですよ。折ってできたものの角を水で溶いた絵の具の中に浸けていきます。色は3色くらい用意できるといいですね。浸けたらすぐに開いてみましょう。素敵な模様が浮き上がっているはずです。できたものを乾かしてから、年中さん同様こいのぼりの体にしてみましょう。年長さんは乾かしている間に吹き流しを作ってもいいですね。
文章で伝えるのは難しいですね。お家の方がご理解くださり、ともに作っていってくださいね。大きさなど各自で決めてくださいね。
それでは、今日一日も喜び多い時間となりますように!!