みんなのことを待っている野菜たち

ちゅうりっぷさん!たんぽぽさん!ゆりさん!保護者の皆さま!おはようございます。

昨日は、どんな時間を過ごしましたか?今日は、30℃になるようで、真夏がやってきますね。朝から半袖で過ごせるくらいです。

さて、今日も礼拝から一日を始めましょう。

「これからおれいはいをはじめます。」

「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」

「さんびかちいさいおててをうたいましょう。」

「しゅのいのりをいたしましょう。」

「せいしょのおはなしです。」

◎聖書のお話:バベルの塔

ノアの洪水(礼拝のお話にありましたね。)のあと、新しい世界が動きだし、人々は増えていきました。あるとき、人々は住みやすい場所を探していました。そこはシンアルという広くて平らな場所です。「そうだ、ここに住むことにしよう。ここならきっと素敵な町ができるぞ。」人々はまず自分たちの住む家を作りました。道路も畑も作ったことでしょう。町はだんだん大きくなり人も増えていきました。

ある日のことです。こんな話が聞こえてきました。「よい町ができたぞ。町も大きくなったし、お金もある。そうだ、天まで届くような高い塔を作ろうよ。」「そうだ、それがいい。きっと神さまのところまで届くに違いない。」

さあ、人々は高い大きな塔を作り始めました。石の代わりにレンガを焼いて作りました。その方が形もそろっているので積みやすいのです。レンガとレンガをくっつけるようにアスファルトも考えて作りました。塔はだんだん高くなっていきました。

神さまはこの様子をご覧になって、あのノアの時のようにとても悲しまれました。人々に必要な恵みを与えてくださる神さまのことを忘れて、自分たちが神さまよりもえらい、何でもできる人間だ、と考えていることがわかったのです。「そうだ、人々の言葉が通じないようにいろいろな言葉にしよう。」するとどうでしょう。今までお互いに話していた言葉が通じなくなってしまったのです。町中大騒ぎ、あちことでケンカも始まりました。もう高い塔を作ることもできなくなりました。それだけではありません。この町に住んでいても話もできなくなり、人の気持ちもわからなくなってしまったのです。

人々はとうとうこの町からいろいろなところへ散らされてしまいました。ここに取り残された塔は『バベルの塔』と呼ばれるようになりました。

「さんびかこどもをまねくをうたいましょう。」

「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」

「これでおれいはいをおわります。」

今日のお話では、人間はいつの間にか自分の力だけでなんでもできると思ってしまう時があります。そんなときに神さまの恵みを忘れずに、神さまの言葉に耳を傾けることが大切なんですよ。と気づかせてくださることを覚えておいてくださいね。

さて、今日は今、幼稚園で育っている野菜たちを紹介します。毎年、なんとなく子どもたちが興味を示し、なんとなく土を耕し、なんとなく苗植えをし、なんとなく毎日誰かが見守ってくれる。そんな日常を過ごしていました。幼稚園が始まった時に今回のことはこういうことだ。と何もしないことも考えましたが、子どもたちはわからないなかでも一生懸命に各場所で過ごしていることと思います。

みんなが帰ってきたときに、変わらない幼稚園がここにあること。ここを大切にしたいと思いました。今回の状況を理解し、考えるのはもっともっと先にあるのだと思います。

①トマト

②きゅうり

③ピーマン

④なす

⑤じゃがいも

花が咲いていますね。紫色の可愛い花です。

⑥オクラ

⑦ポップコーン

一か所に4粒蒔きました。この中で一番よく育っているものを1本だけ残して、あとは抜いてしまいます。間引きって言います。

⑧アスパラガス

真ん中から顔を出しているのが分かりますか?このままぐんぐんでてきますよ。箱などをかぶせて真っ暗にして育てるとホワイトアスパラができますよ!

⑨えだまめ

まだ、ポットに入っています。もう少ししたらポップコーンのところへ植えます。ポップコーンと枝豆は仲が良く、一緒に大きく育つのです。

※野菜にも相性というものがあり、一緒に植えるとケンカしてしまうものあります。人間と一緒ですね。

⑩ごーや

外のフェンスのところにあります。幼稚園の前を通ったときに見てみてくださいね。ぐんぐんつるが伸びていきますよ。

これからより暑くなるとどんどん成長していきます。子どもたちの登園時には大きく葉っぱの手を広げて待っていてくれることでしょう。

今日も一日、良い時間を過ごせますように。