ちゅうりっぷさん!たんぽぽさん!ゆりさん!保護者の皆さま!おはようございます。
今日は一番の暑さになるそうです。上手にエアコンや扇風機を使って過ごしましょう。ご家庭にうちわはありますか?あおぐことって簡単なようで難しいです。心地よい風を感じることもよいことですね。
さて、今日もお礼拝から始めましょう。
「これからおれいはいをはじめます。」
「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」
「さんびかちいさいおててをうたいましょう。」
「しゅのいのりをいたしましょう。」
「せいしょのおはなしです。」
◎聖書のお話:おもしろいよ、おもしろいね。
「ある人が、土を耕してそこに種をまきました。その種は土の中で成長し、種から芽が出ました。その芽はだんだん大きくなっていきました。種をまいた人が起きているときはその芽が大きくなっていくところを見ることができましたが、寝ているときは芽が大きくなっていくところを見ることはできませんでした。その人は芽が大きくなることを見ることができないことがとても心配でした。しかしその人が寝ているときも、かまわず芽はどんどん大きくなっていきます。やがて芽は成長し、立派な実を結びました。種をまいた人は、いつもその芽の大きくなるところをみていたわけではなかったのでとても心配でしたが、その実をとることができました。」
イエスさまはこのお話で、「なんでも神さまにお任せしておけば心配ないよ。」ということを言いたかったのです。それをわかったイエスさまのお話を聞いていた人たちはとても安心しました。そうだよ、神さまにお任せしておけば、ぼくたちも大丈夫なんだ。そんな気持ちになっていきました。
私たちも同じです。私たちがだんだん大きくなっていくことも、全部神さまにお任せしておけば大丈夫なのです。神さまは、いつでもどんなときでも、私たちのことを守ってくださる方だから、大丈夫なのです。
「さんびかこどもをまねくをうたいましょう。」
「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」
「これでおれいはいをおわります。」
今日のお話では、神さまはいつも私たちといっしょにいてくださり、守っていてくださり、心配しなくていいですよ。と言ってくださる方ということを心にとめてほしいと願います。
さて、明日には34都道府県で緊急事態宣言の解除がされると言われています。私たちが住む東京は、どのような条件があたえられるのでしょうか。
4月から始まる予定だった新学期が約2ヶ月遅れて始まろうとしています。小学校や中学校では子どもたちの学力の低下、学力の差が生まれるなど様々な意見が飛び交っています。実際に私立学校では、2月末からオンライン授業が始まっているところもあったり、区立では先生個人のスマートフォンを使用してオンラインに挑戦しようと力を注いでいたりと様々です。
しかし、ここは国も子どもたちに余裕を持った教育の在り方を考えてくれている部分だと思います。
保護者の皆さまはどのように思われますか?
ここからは、一意見としてお聞きくださいね。何かを否定したりという思いは一切ありません。
結論から言うと、学力は取り戻せる。です。様々な方法で。(今、一生懸命に各学校で各先生方が考えられているところだと思います。)
心配なのは、子どもたちの心の面です。はじめは、休みが多くなって喜んでいた子どもたちが、現在は外を求め、友だちを求めています。それが一斉に始まったときにどうなるか。
社会でも、身近に感染した人がいると分かると様々なことがツイッターやSNSでささやかれる現代。名前が似ているだけで否定、排除されてしまう現代。心配という気持ちがこのような表現となってしまうのです。
子どもたちにはどのような人に成長してほしいですか。人として人に向き合える心を持った人に成長してほしい。と願います。
教育時間の延長、夏休みも授業。さらに、ひとり一人へのタブレットの配布を2年前倒しの検討。(渋谷区ではモデル地区としてすでに始まっていましたね。)今回のような状況になったときには、強みになります。が、学校に行かなくても授業が受けられるという状況ができると、自然と行かなくてもいい。という選択肢も生まれてきてしまうものです。ここは、今後の課題であると思います。
こういった流れになっていくことが予想されるなかで、しっかりひとり一人の心の内を見てあげてほしいと願います。
そのためには、まずゆっくりスタートすること。です。特に1年生は、ともにいく友だちが支えになることでしょう。あえて、ともに行く環境を作ってあげてもいいかもしれないですね。ひとりで行くご家庭は、駅まで、途中までともに行くことを積極的に行ってあげてもいいと思います。
2ヶ月遅れの6月からの始まりなのではなくて、2ヶ月遅れの4月からの始まりなのです。
幼稚園でも、4月からの始まりの気持ちで子どもたちを迎え、歩みを進めていきたいと思います。2ヶ月分を詰め込むようなことはしません。1月の終わりの目標を目指していきたいと思います。しかし、子どもたちには力があります。しっかり立ち止まりながら進めるところと時間をかけるところと判断していきたいと思います。