人の動き、心の動き。

ちゅうりっぷさん!たんぽぽさん!ゆりさん!保護者の皆さま!おはようございます。

今日はなんとなくじめじめしていますね。水分補給をしっかりしながら元気に過ごしましょう。

それでは、

「これからおれいはいをはじめます。」

「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」

「さんびかちいさいおててをうたいましょう。」

「しゅのいのりをいたしましょう。」

「せいしょのおはなしです。」

◎聖書のお話:神のかたちとしての人

赤ちゃんが生まれると、「かわいい赤ちゃんね。」「お父さんによく似ていますね。」など見た人が言いますね。

皆のお顔をみていると先生もそう感じることがあります。お顔だけでなくて、かけっこが早い、お花が好き、やったことは最後までやりきる、お友だちのことをいつも心配してくれる、などひとり一人は違います。

その違いの中に、お父さんやお母さんや、おじいちゃんやおばあちゃんに似ているなと思うこともあります。

Aちゃんは、お父さんが大好きでした。お父さんは、幼稚園の園長先生です。お父さんは、初めは違うお仕事をしていたけれど、子どもが大好きで、幼稚園や学校の先生になりたいと思っていました。そして、違うお仕事を辞めて幼稚園を作りました。

ところが、お父さんは、ある日、神さまがもういいよ、と言われ、神さまのところへ行ってしまいました。

そのとき、Aちゃんはね、もう大人になっていたので、そうだ、子どもが好きだったお父さんのお仕事をしよう。と思いました。

神さまは、私たちを愛して、ご自分に似せて、人間を造られました。神さまは、顔や体がないので、私たちの心が、神さまに似せられているのです。みんな、顔や性格はひとり一人違うけれど、神さまは、私たちの心に神さまのやさしい心、愛する心、神さまとお話する心を造ってくださいました。神さまってすばらしいですね。

「さんびかこどもをまねくをうたいましょう。」

「てをくんでめをとじておこころしずかにいたしましょう。」

「これでおれいはいをおわります。」

神さまが人間を造られたときに、最後に息を吹きかけたと言われています。神さまは見えないけれど、私たちの心にいてくださることを信じてこれからも歩んでいきましょう。

もうすぐ幼稚園が始まろうとしています。

この2か月。どのように過ごされたでしょうか。子どもたちは理解ではなく、感じていたと思います。

ある保護者の方は、「あらためて家族でいることの幸せを感じている。」というお手紙をくださいました。当たり前が当たり前でない今、苦しいことと幸せなこと、そのバランスが今後も大切になってくると思います。

今日のお話にもあるように、顔も性格もひとり一人違うのです。考え方、思うことも違います。

その中で、始まろうとしているのです。

TVを見ても、温度差を強く感じます。それぞれの自粛への考え方です。苦しいことよりも楽なこと(楽しいこと)に向かっていってしまいますよね。それも分かります。

明日(夕方頃になると思います。)、幼稚園から在園児のページを通して、始めるにあたっての連絡をさせていただきます。

四谷新生幼稚園の再開にあたっての方針です。よく読んでいただき、始まりに向かっていただけましたら幸いです。

今日から人が動き出しています。テレワークが続く保護者の皆さまもいらっしゃると思います。一挙にではなく、少しずつを大切に歩んでいきましょう。

今日一日も喜び多い時間を過ごせますように。