せんせいとっておきたいな

今日も昨日に引き続き暑い一日となりました。朝は比較的・・・と思っていましたがすぐに暑さが増していきました。

クラスごとの登園では、本当に色々な姿が見られます。

年長さんは同じ時間を過ごしても、ものごとがどんどん進んでいきます。ずっとお話をしたかったのでしょうね。言葉の数、速さが増しています。しかし、嬉しいことです。

年中さんは、取り組みに個人差が見られます。悪いということではありませんよ。新しい環境になり、自分で行っていく機会が増えている。ということです。

年少さんは、教師の力を借りながら身支度の仕方を積み重ねています。まだまだ積み重ねをしていきます。

今日は、年少さん、年中さんの登園でしたが、年少さんはダンゴ虫探しに夢中でした。比較的触ることができる子どもたちが多くいるように感じます。どこにいるのかを教師とともに探しながら・・・見つけた時の喜び、驚きは本当に微笑ましい姿です。

年中さんは外でも、室内でも思い思いに過ごす様子があり、Aちゃんは登園初日からマーキスカ積み木を教師とともに取り組んでいます。自分の背の高さよりも大きくなると、椅子を用意し、さらに脚立を用意し、どんどん高くなっていきます。今日は、いつもとは違う津見方も知りながら今まででいちばんの高さまで積むことができました。

片付けになったときに、Aちゃんは“とっておきたいな”そんな思いが生まれました。とっておきたいと思った気持ちを大切に、今日はとっておくことにしました。

もちろん、いつもとっておけるわけではありません。それでも、経験を通してとっておける日もあれば、そうでない日もあることを知っていきます。明日、年少さんが壊してしまうかもしれません。目の前に高いものがあれば、上って見たい、倒してみたい。そう思うのが自然な姿です。もし、そうなってしまった時にそのことをAちゃんに伝えなければなりません。でも、そこでもそうなったときにどうしたらよいか。を考えていきます。

幼稚園生活は、日々様々なこととの出会いの積み重ねです。ひとつだけではなく、たくさんの選択肢がある中でどのように向き合っていくのかを考えることができる子どもたちに成長してほしいと願っています。