お祝い会2日目。今日は年長児の時間となりました。
昨日の年少さん、年中さんの様子を伝え、今日は『じぶんたちが!』という気持ちに向かっていきました。
今回は、♫ありがとうのはな♪を歌うところから始めました。自然と子どもたちから「なんかいいうただね!」という声が聞かれました。そして、みなが歌を覚えた頃、礼拝で聞いたお話のことを振り返ってみました。
車椅子に乗った子どものお話でした。変な目で見ていた子どもが、目が見えなくて車椅子に乗っているのかが分かり、次の日にお友だちとその子に歌を歌ってくれました。ゆりぐみの子どもたちはそのお話をよく覚えていました。
目が見えなくても、耳が聞こえること。印象に残っていたのだと思います。
そして、みんなが歌ってきたは、耳が聞こえない人にも届けることができることを伝えました。子どもたちは不思議そうな顔をしていました。そこから『手話』ということに向き合い、歌ってきた歌の言葉に手話があることを知っていきました。
色々なありがとうがあること。色々な伝え方があること。多くのことに向き合ってきた今のゆり組さんと深めたいと思いました。
今日の一人ひとりのありがとうは、今日伝えたかったありがとうでした。練習の中では、毎回同じではなくその時の思ったありがとうを言っていいことを伝え表現していきました。
その子のらしさ・・・もあったと思いますが、子どもたちのなかにはしっかり色々なありがとうが育っています。「こんなありがとうを言って欲しかった。という思いもあるでしょうか。」そう思う気持ちはしっかり持っていますからね。
これから、卒園に向けて考えていくこともあります。そこでは、今回のありがとうの経験を活かしてまた考えていきたいと思います。それがひとつ一つ階段を登っていくということです。
温かい目で見守ってくださった一日に感謝いたします。