20勝20敗

3月になりました。初日はぽかぽか陽気の暖かい一日となりましたね。

最近は、年少さん年中さんの秘密会議の時間が増えています・・・そして、「なにかやってる!」そんなことを年長さんも感じながら過ごしています。

そして、外あそびでは砂場、泥団子づくり、りれー、大縄・・・室内では大型積み木、制作、ままごと・・・など様々なあそびが広がっています。

そして、片付け時間が近くなってくると聞こえてくるのは、年長さんの「せんせい。りれーできる?」です。

何かをやりたい!という気持ちはすごいですね。片付けの時間まで早くなります。いい加減にではなく逆にいつもよりもきれいになるくらいです。

運動の日以来、年長さんが今日まで行ってきたリレー。今日が40戦目!でした。(正確には、数え始める前から行っていましたので50戦以上?!ではないでしょうか。)

毎回、全員が「やりたい!」ということではありません。が、“みんなでやりたい!”その気持ちが色々な子どもたちの姿を与えてくれます。「いっかいでいいからやろうよ。」など何とかして行えるように考えていく子どもたち。

「じゃあ、やりたいひとだけでやればいいじゃん!」と言いそうですが、そうではないゆりぐみの姿に21人のつながりの深さを感じます。

毎回そこには様々なドラマがあります。転ぶ子ども、バトンを落とす子ども、順番を間違えてしまう子ども。靴が脱げてしまう子ども。そして、最終的には勝敗がつきます。

そして、勝てば心からの喜びを表現し、負ければ心から悔しがり、同時に次は!と気持ちを切り替える言葉をかける姿があったり・・・。

これが、一方的な勝敗であったらどうでしょうか?ここまで続くことはなかったでしょう。ここまでの接戦。神さまはすごいことをご用意されるのだなと思います。

そして、リレー以外の場面でもみんなで行う気持ちの強さは見られるのです。積み重ねってすごい!とただただ思います。

今では、「あとなんかいできるのかな?」そんな気持ちも出てきています。卒園したら21人でリレーを行うことはなかなかできなくなりますね。しかし、21人で行ったことはずっとずっと心の中に残っていくことでしょう。それだけで十分です。

リレーを積み重ねて特に最近思うこと。・・・みんな足が速くなっている!!ということです。

ひとり一人の差が確実に詰まっていることを感じます。大きな大きな成長ですね。