コロナ禍で変わったひとつの中に家族との時間が増えた。ということが挙げられます。同時に、保護者と子どものスキンシップ時間も増えました。特にテレワークが主になったお父さまがたにとっては尚更ではないでしょうか。
そこで出てくる言葉が“アタッチメント”という言葉です。
アタッチメントとは愛着ということです。
更に言うと、愛着とはくっつく、安心するということです。
子どもたちにはこのアタッチメントが大切です。
家庭では、お父さん、お母さんが。幼稚園では、教師が、子どもたちにとって一番の安全地帯となり、一番の避難場所にならなければなりません。なりませんというよりも、なることが大切です。
そうなるように、くっつくということを大事にしていきたいのです。それが、あまやかすことにはつながりません。甘えると甘やかすはまったく違いますからね。
今はくっつくな!と言われています。保護者の皆さまはどのようにお考えになるでしょうか?
私たちも十分に配慮しながら、子どもたちが求めることに対しては全て受け止めていきたいと思っていますし、くっつくことを大事にしていきたいと思っています。
マスクをすることで表情が見えにくくなっています。言葉ではない伝わりが難しい時を過ごしています。
子どもは、表情の中で目を見ている。という研究結果がありますが、とはいえなかなか難しい今だなと思ってしまいます。
マスク着用はしばらく続きそうです。ある保育者は、初めて会った時からマスクの先生しか知らない子どもたちが、外した時に分かってくれるのだろうか?そんな不安を抱いたということも聞きました。
まさか?!とは思いますがそんな可能性もあるのか?と思わせてしまう今です。
何が正解で何が不正解でと考えると何もできません。私たちは、私たちが行っていることがよいと信じていくしかありません。そのことを保護者の皆さまにもしっかり示しながらこれからも歩みを進めていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。