18日(木)。幼稚園のアドベント1週目のお礼拝を行いました。
クリスマスまで毎週1本ずつローソクに火をともしながら礼拝を行います。
そして、1週目は「飼い葉おけのイエスさま」のお話を聞きました。
イエスさまは、馬小屋でお生まれになりました。そして、馬小屋の飼い葉おけに寝ていました。
飼い葉おけは馬や牛の餌箱です。
これからクリスマスまで少しずつイエス様誕生の喜びを深めていきたいと思います。新入園児の皆さまはぜひ、先日お配りしたクリスマスの本をお読みくださいね。
そして、今週はどのクラスでも役決めが行われました。
初めてみんなで話し合った年少さん。聖歌隊さん、4種類の動物たちが決まりました。誰かが他の動物にうつると次々と「ぼくもいいよわたしもいいよ。」と優しい子どもたち。年少さんはそのような理解のなかでの役決めです。その姿がとても微笑ましく思います。
年中さんは、自分がやりたい!に加えてお友だちとやりたい!そんな思いが混ざり合いながらやりたいものを伝えていく姿がありました。4種類の役(へいたい、てんし、ひつじかい、やどやさん)がぴったり決まるはずもありません。
偏りもありました。「〇〇くんと、〇〇ちゃんがいどうしたらいいとおもいます!」なんて声も。すると「きめちゃだめなんだよ!」という声も出てきます。「そっか。」自分がなりたいがための言葉です。その言葉からもやりたいという気持ちがよくわかりますね。
進んでいくと少しずつ変化が表れていきます。「わたし、〇〇もいいかなっておもってたからいいよ。」そんな一言から話が動き始めます。
今回の経験がまた次の機会につながっていきます。約1時間の話し合いはとても大切な時間となりました。
年長さんは、役も多く、ひとりで言葉を伝え、歌を歌う機会が与えられます。その分、この言葉を言いたい。この歌を歌いたい。そして、お兄ちゃん、お姉ちゃんがやったものをやりたい。など様々な思いがあります。
そして、今までの話し合いのこともよーく覚えていますので、自分が我慢したことや、譲ったことなども言葉の中にはたくさん出てきます。涙になりながら思いを伝えあう姿もありました。
そして最後にはそれぞれの心の置き方で終わりを迎えました。
この経験は必ず今後の子どもたちの支えになります。この先の子どもたちの向き合っていくことに力となって芽を出してくれると私たちは信じています。
来週からまた皆でイエスさまの誕生の喜びをたくさんの人に伝えていきたいと思います。