幼稚園に今年もできたスイカ。
4年前に年中さんだったA君がお家で食べた種を幼稚園に持ってきて撒いたのが始まりでした。
プランターに数粒撒き、芽が出てきたときの喜びを今でも覚えています。
そして、つるが伸びて数個の実がつきました。
その時できたスイカの大きさは・・・ゴルフボールほどでした。が、できた喜びはスイカの大きさなど関係ありませんでした。
味も甘く、とても美味しかったです。
そこに入っていた種をとり、次の年にはもう一度撒きました。
そして、またまた芽をだし、実をつけてくれました。その年の大きさはもう一回りくらいに・・・。進歩ですね~。
そしてそして、3年目。年中さんの弟B君に託して種を蒔きました・・・。
と言っても、日曜日のお礼拝の時には必ずAくんもお世話をしてくれていました。
毎年少しずつ実の大きさは変化し、もったいないと思いながらもしっかり間引くことも大切であることも知りました。
そして、4年目。A君2年生。B君年長さんです。
幼稚園の子どもたちも、「おおきくなったらみんなでたべようね!」そこは子どもたち。自分たちのスイカだという思いが強く、それぞれの思いが微笑ましいです。
4年目の今回も実をつけました。しかも4つも!!
そして、今までとの違いは、つるも太くたくさん伸びていたことでした。
大きさは野球ボールほどに・・・。なんとも嬉しい姿でした。
この4年間のA君とのスイカ作り。学ばされることがたくさんありました。喜びだけでなく、上手くいかないことも経験し・・・。しかし、その一つひとつがこれからの人生に大切なことが詰まっていたと思っています。
お店で売っている種は成長するように作られています。食べた種はなかなかそうはいきません。でも、「やってみたい。」「できたらみんなでたべたい。」そんなまっすぐな気持ちが大切です。
A君。たくさんの時間をありがとう。ずっとずっと大切な時間です。
今は、もう一つ。残っています。4つの中で一番大きく育っているのでまた切ってみるのが楽しみです♪
昨日、「Kせんせい。いますか。」と訪ねてくれたA君。
ナーサリーの子どもたちに自慢げに話し、みんなに分けてくれました!