今日は、年少さん・年中さんでクリスマスの役決めをしました。
年少さんは『森のクリスマス』に登場する動物4種類を決めました。
ねずみ、うさぎ、くま、ことりです。
みんな動物なので子どもたちも同じところになっても「くまさんもいい」「うさぎさんもいい」と今日はあっという間に決めることができたようですよ。
あとで、A君に「どんなどうぶつさんになったの?」と聞くと「とりだよ!〇〇くんはくまだけどね。」さらに「鳥さんかー、よかったね。どうして鳥さんがよかったの?」に対しては「だって、とりはそらとべるんだよ。くまがきてもぴゅーってうえにいけるでしょ!だからだよ。」と伝えてくれました。
鳥最強説?!ですね。
年少さんらしい?!とても微笑ましい気持ちでした。
一方、年中さんは役割は年少さんと同じ4種類。兵隊、天使、羊飼い、宿屋です。
前日から、なんとなく兵隊さんが多いのかな。天使さんが多いのかな。と予想。
結果は、ほぼ的中。5人の兵隊さんには9人の希望者が。6人の天使さんには4人の希望者が。5人の羊飼いさんには2人の希望者が。6人の宿屋さんには2人の希望者が。ここから話が始まっていきました。
「男の子が天使さんだって、女の子が兵隊さんだっていいんだよ。神さまはすべてを良いって言ってくださるんだよ。」そんな言葉を覚えていたのですね。兵隊なりたい女の子。天使になりたい男の子もいましたよ。
年中さんは、友だちがいるからいっしょにと思う姿があったり、率直にその役をしたいと思う姿があったり様々です。譲ってあげることがいい。ということをこの話し合いの中で伝えたいわけではありません。
これから自分の思いを突き通す強さだって大事なのです。
その両方を幼稚園の3年間の中で感じることが大切なことです。そして必ず経験します。
最後には、小さな胸で考えた思いを伝えながら、「やどやさんになってもいいよ!」「ひつじかいさんになる!」「オレも・・・オレも・・・。」
最後はみんなで決めていくことができました。
お休みしていたお友だちのことも思い。来たら聞こう。という思いも生まれ、これからのひとり一人の向き合い方が本当に楽しみです。