役決め②

今日は、年少さん・年中さんでクリスマスの役決めをしました。

年少さんは『森のクリスマス』に登場する動物4種類を決めました。

ねずみ、うさぎ、くま、ことりです。

みんな動物なので子どもたちも同じところになっても「くまさんもいい」「うさぎさんもいい」と今日はあっという間に決めることができたようですよ。

あとで、A君に「どんなどうぶつさんになったの?」と聞くと「とりだよ!〇〇くんはくまだけどね。」さらに「鳥さんかー、よかったね。どうして鳥さんがよかったの?」に対しては「だって、とりはそらとべるんだよ。くまがきてもぴゅーってうえにいけるでしょ!だからだよ。」と伝えてくれました。

鳥最強説?!ですね。

年少さんらしい?!とても微笑ましい気持ちでした。

一方、年中さんは役割は年少さんと同じ4種類。兵隊、天使、羊飼い、宿屋です。

前日から、なんとなく兵隊さんが多いのかな。天使さんが多いのかな。と予想。

結果は、ほぼ的中。5人の兵隊さんには9人の希望者が。6人の天使さんには4人の希望者が。5人の羊飼いさんには2人の希望者が。6人の宿屋さんには2人の希望者が。ここから話が始まっていきました。

「男の子が天使さんだって、女の子が兵隊さんだっていいんだよ。神さまはすべてを良いって言ってくださるんだよ。」そんな言葉を覚えていたのですね。兵隊なりたい女の子。天使になりたい男の子もいましたよ。

年中さんは、友だちがいるからいっしょにと思う姿があったり、率直にその役をしたいと思う姿があったり様々です。譲ってあげることがいい。ということをこの話し合いの中で伝えたいわけではありません。

これから自分の思いを突き通す強さだって大事なのです。

その両方を幼稚園の3年間の中で感じることが大切なことです。そして必ず経験します。

最後には、小さな胸で考えた思いを伝えながら、「やどやさんになってもいいよ!」「ひつじかいさんになる!」「オレも・・・オレも・・・。」

最後はみんなで決めていくことができました。

お休みしていたお友だちのことも思い。来たら聞こう。という思いも生まれ、これからのひとり一人の向き合い方が本当に楽しみです。