今日、木曜日。と献金の品を降園時に並べます。子どもたちが作ったクリスマス飾りやクリスマスカードです。お子さまと選んで献金をお捧げください。
献金の品を作るにあたり、年中、年長さんは『ふしぎな鐘』という紙芝居を読みました。
あるきょうだいが、大きな教会のクリスマスに初めて参加するところかあお話が始まります。たくさんの人たちは一番の捧げものを持って教会に集まります。
きょうだいは1枚の銀貨しか持っていませんでした。それを握りしめて教会に向かいます。
途中で、道に倒れている女の人を見つけ、弟だけが教会に向かうことになりました。
教会につくと、たーくさんの人がお捧げし、黄金の冠を持っている人、金貨をたくさん持っている人など人の多さに圧倒されてしまいました。
教会の鐘はお捧げするたびに鳴りません。ではいつ鳴るのでしょうか。
たくさんの人がいたため、弟は最後にようやく1枚の銀貨をお捧げすることができました。
すると、その瞬間に鐘が町中に鳴り響いたのでした。
捧げものは、大きさや量、高価なもののことではありません。
きょうだいのように、銀貨1枚でもお捧げする気持ちが大切なのです。その気持ちが鐘を鳴らすことにつながったのです。
子どもたちの心に「けんきんすればいい。」ではなく、暖かい気持ちが広がっていくことを願います。そして、クリスマスの喜びも同じように広がっていくことを願います。