今日はアドベント礼拝の3回目を行いました。
3本目のろうそくに灯がともりました。
🎵アドベントクランツに あかりがつくと 神の子イエスさまの お誕生が近くなる まことの光 イエスさまのお誕生を みんなが待っています みんなが待っています アドベントクランツに~🎵
子どもたちも心静かに歌います。
園長先生のお話を聞き、さらにクリスマスの近づきを感じました。
いよいよ来週になりますが、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
今日の年長さんではみんなで考える時間を持ちました。
きっかけは椅子に座っていた時の一言からでした。
一番後ろの列は5人で座っていました。女の子4人。男の子1人でした。
そこに向かって「おとこひとり!」と言った一言でぶつかり合いが起きました。
言われた方は面白くありません。当然言い返します。
さらに個人マークを呼んで〇〇⇔〇〇と言い合っていきます。(ここは少し状況が伝わりずらいかもしれません・・・。)
礼拝の始まる前に起こった出来事でしたが、礼拝後に再度話を聞いて子どもたちと話しました。
まずは、「おとこひとり!」と言った理由について・・・特に理由はなく、思ったことをそのまま言ってしまった。
「おとこひとり!」「おんなひとり!」と言われたらみんなはどう思うのか。全員一致で「いやなきもちになる。」
じゃあ、その気持ちをちゃんと言葉で伝えないといけない。「ばか」「きらい」ではなくて。
そうでないから、嫌な気持ちばかりみんなの中に残って「〇〇ちゃんきらい。」「〇〇くんわるい。」と思う。
みんなはそんなゆりさんでいいのか。真剣に話しました。
「そんなこというな。いやだ。」と伝えること。そして、それを言われたらちゃんと聞くこと。嫌だから、楽しくないから伝えているんだからそれをちゃんと聞かないといけない。
例えば、3つのところに4人の友だちがきたら、どうしたらよいのかを考える。
子どもたちは、「4にんでやる。」「じゅんばんにやる。」「じゃんけんできめる。」「こうたいでやる。」などたくさん考えることができます。「どれも正解。みんながその時にどうするのかを考えることが大切。それが友だちを大切にすること。みんなを大切にすること。」
喧嘩だっていっぱいする。していい。いっぱいしていい。だけど、最後はちゃんと気持ちを知ってどうするか考える。
それでもうまくいかない時もある。その時は先生に話してほしい。
そんな時間を過ごしました。みんなで力を合わせれば大きな力を発揮できるゆり組の子どもたちです。ちょっと相手のことを思うこと、ちょっと周りのことを考えること。そこが今は少し見えなくなっているように思います。
今日の話を大切にまた明日から過ごしていきたいと思います。
しかし、急に変わることではありません。が、そこをしっかりひとり一人が持ったうえで小学校へと向かっていきたいと思います。
その後の自由あそびでの子どもたち・・・。
ひとつのあそびに何やら話し合って進めています。
「Kせんせい。〇〇くんがいやだっていってたけどなにがいやなのかきいたらだいじょうぶだったよ!」
「かんがえて、ちーむにわかれてやってみることにしたよ!」
などなど早速ひとり一人が向き合おうとしていましたよ。(小さな言い合いはもちろんありますよ。)
ちょっとしたことで子どもたちは一生懸命に向き合う力を持っています。今日出来たから、明日もできるかと言ったらそうではありません。しかし、そこを誰かの声掛けで思い出し、またそこに向き合っていく。そこが大切なのです。明日からの子どもたちはどんなことに向き合い、どんなことを考え、どのように乗り越えていくのでしょう。
見守り、間に入っていきたいと思います。