子どもたちができること

運動会を経験し、様々なことに自信をもって過ごしている子どもたちの様子が見られます。「せんせい。またたまいれしたい!」「りれーのときKせんせい!ふえふいてくれたよね♪」など思い思いの声が聞かれます。

ゆりさんは運動会を振り返り絵を描きました。リレー、玉入れが主に印象が強かったようですね。Aちゃんは、玉入れの絵を描き、笑っている女の子を描いていたのですが、Aちゃんでもなく、お母さんでもなく、友だちのお母さんでした!!見ていて印象的だったのでしょうね。子どもたちはどんなことに興味を持っているのか、どんなことに視点を当てているのか。・・・面白いですね。

そして、入園、進級して半年が経ちました。子どもたちができることも増えています。

よく目にするのは、着替える時にそのまま立っている姿が多いかなぁ。と思うことがあります。子どもたちができることは自分で取り組んでほしいと思っていますが、初めから待っている?!そんな姿でしょうか。

ご家庭で、時間がないから、早くしないと・・・という思いからどんどんやってあげてはいないですか?

やってあげることがいけないのではないのですよ。ただし、まずは子どもたちが自分でやってみることが大切ですね。そうすることで、できないことや難しいことなどに気づき、そのときにどうしたらよいか。という力が育っていきます。

「おかあさん、できない。」「おとうさん、てつだって。」そこで力を注いであげたらよいのです。SOSを出しているのに、「見ててあげるからやってごらん!」「できるよ、やってごらん!」は駄目ですよ。

子どもたちが自分でたっていくことができるように園では保育者が、ご家庭では保護者が道筋をつくっていきましょう。同じ方向に向かっていくことが子どもたちの安心や理解に繋がっていきますからね。