心配された台風の影響もなく、雨がしとしと降る時間のなか一日を過ごすことができました。また、最近は子どもたちから「せんせい。さむいね。」と変化を口にする姿も多くなってきました。
子どもたちはしっかり四季の変化を感じていますね。
さて、年長さんはお部屋に入る前にお当番さんが外遊具の準備をしてくれます。どこにどのように置いたらいいか?そんなことが考えることができる子どもたちがいます。大きな喜びです。
今日も並べているときでした・・・。「わー!」と子どもたちの声。バケツのところに虫が・・・。触覚が体よりも長い虫。そう、カミキリムシでした。最近では、なかなか見られない虫のひとつです。
虫籠に入れて一先ずお部屋まで連れてきました。ともに礼拝をし、挨拶をした後、みなで何カミキリなのか?を調べてみました。
図鑑を広げてみると、カミキリムシの種類の多さにびっくり。そんなことも知ることができ良い時間となりました。
そして、分かったのは、「キボシカミキリ」ということでした。他に似ているもの(ゴマダラカミキリ)がいましたが黄色い斑点、触覚の長さ、体の大きさなどがよーく似ていたのがキボシカミキリでした。
おそらくこんな近くでは見たことない?!というくらいの距離でひとりひとり観察していきました。
その後、園庭の木に逃がしてあげることになり、そこもいつも生きもののお世話をしているゆり組さんの姿であると感じました。
木に登っていくカミキリムシに「またきてねー!」声をかける姿もとても微笑ましかったです。