新しい1週間が始まりました。今週は12月に突入ですね。2学期も残すところ3週間余り。最後まで楽しく、喜び多い時間を過ごしていきたいと思います。
今日はお弁当後に、年少さんの男児2名がお互いに強張った表情でたんぽぽさんのお部屋に入ってきました。
A君の手には何やら小さな入れ物が。その入れ物に何度も手を向けるB君。
その間何かを伝えるわけでもなく、手がですわけでもなく・・・。
しばらく見守っていましたが、ちょっと声をかけてみることに・・・。
「どうしたのかな?」
その一言に、A君もB君もバーッと言葉が溢れ出てきました。何かきっかけを待っていたのかもしれません。
B君・・・「あのね、ぼくもめだかにごはんあげたいの。だけどAくんがずっともっているの。」
A君・・・「ぼくがね、ごはんあげたいんだよ。」
T・・・「そっかー。B君もご飯あげたいし、A君もあげたいんだねー。どうしたらいいかなー。」
すると、A君が「じゃあ、いっしょにあげようか。」
B君。「うん!!」
もしかすると「そんな一言が言えない?!」なんて思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。しかし、そうなんですよ。その時は自分の気持ちが優先していますからね。そこに、第3者の声が入ることで、受け入れられたり、考えるきっかけを与えられたりするのです。
子どもたちはそのように毎日を過ごしながら成長していくのです。
その後は、半分ずつ持ってメダカさんのところに向かっていきましたよ!