幼稚園には、色々な生き物がいます。
カメにアカハライモリ、メダカ、ザリガニなど・・・。
今日はその中のザリガニとのお別れがありました。
年中さんの部屋で「ソニック」として飼うことになったザリガニ。何度か脱皮を繰り返しとても大きくなっていました。
ところが、今日。A君が「そにっくがうごかないんだよ。」とポツリ。
そこには脱皮した殻と横たわったソニックがいました。
脱皮を終えた後に死んでしまったようでまだ体はとても柔らかかったです。
片方の腕がうまく脱皮できていなかったことも影響があったのかもしれませんが、とても複雑な気持ちになりました。
子どもたちからは、「みんなでおせわしてたのにね。」とソニックの死を受け入れようとする言葉が聞かれました。
4月当初は、ダンゴムシが死んでも「またつかまえてくる」そんなことを言っていた子どもたちがともにいた時間を振り返りながら一生懸命に受け入れようとしていました。
大きな大きな成長ですね。
言葉で言ってもイメージを持つことは難しい子どもたちにとって目の前のもの(本物)と向き合うことほど大切なことはありません。
ソニックの死を通してまた考える機会が与えられたと思います。
明日、みんなで埋めてあげることになっています。
今までの時間をありがとう、ソニック。