子どもたちの発想

今日は曇り空の合間に晴れ間も顔をだし、暑い一日となりました。

外では裸足で過ごす子どもたちの姿がたくさん見られました。026

さて、この写真に写っている棒はなんでしょうか?正解は・・・すずかけの木の枝です。

ではなく、なぜこの場所へ立っているのでしょう?池の前です。

園庭ではたくさんの虫が見つかります。そしてやってきます。

年長さんのU君は一生懸命に棒を立てていました。その5分ほど前でした、U君が「せんせい!おれおにやんまいまみたよ!!」と興奮して伝えに来てくれました。

そう!U君はおにやんまがとまる場所を作り、とまったところを捕まえようとしていたんです。右手にはバケツが握られていました。バケツをかぶせて捕まえようと考えたのでしょう。

子どもたちは毎日いろいろなことを考えます。大人が考えつかないことを考えます。しかし、すべてが真剣です。本当に真剣です。

そのことを十分に分かったうえで子どもたちにどのような言葉がけをするのか、どのような配慮をするのか。ここが私たち大人がしっかり考えていかなければいけない部分です。

U君はその後も、じっとおにやんまがやってくるのを待っていました。