現在の子どもたちの様子

新しい一週間が始まるとともに、今週は5月から6月に突入します。

入園から約2カ月。今の子どもたちはどのような姿でしょう?

年少・・・涙を見せていた入園当初から、お弁当も始まり笑顔いっぱいの姿に変化しています。ひとえに子どもたち一人ひとりの成長です。疲れてお家に帰るとすぐに寝てしまう姿もあると思います。それだけ頑張っているのです。また、友だちとあそぶことよりも自分の好きなことをして気持ちを満たしていることが多くあります。今はそれで良いのです。これから友だちの存在を知り、思いも出てきます。当然、ぶつかり合うことも出てきます。社会に出る一歩ですね。

年中・・・幼稚園生活にも慣れ、2年目を迎えた子どもたち。たんぽぽさんになることをとにかく喜んでいた姿がありました。自分たちで『おにいさんが。おねえさんが。』と言っていたことがとても印象的でした。それだけ嬉しかったんですね。今では、一人ひとりが思いを持って表現する姿があります。話すと理由が分かることでも、言葉が足りずに『いやだ。』『へんなの。』と表現しています。さっきまで笑っていたのに、なんで怒っているの?という気持ちの変化があるのが今の子どもたちの成長です。

年長・・・一番上のクラスになったことにとにかく誇りを持って年少さんに接してくれた25人子どもたちでした。やってあげたい気持ちが強いことから強引になってしまうこともありました。しかし、そんな時こそ相手のことを知る機会になりました。年長になると、ちょっとやそっとでは納得して行動できない部分も出てきます。しかし、そこを一つにしていくことが大切です。保護者の皆さまも要求が増えてくることでしょう。そんな時こそ、まず子どもたち一人ひとりの要求を聞いてあげてくださいね。これから、お泊りに向けても様々な気持ちが出てくるでしょう。不安を素直に表現できないこともでてきます。こちらから答えを伝える必要はありません。その時の気持ちにしっかり寄り添ってあげましょう。

さあ、1学期も半分まで来ました。6月からはより力一杯に表現する子どもたちの姿があると思います。結果を求めずに、その時その時のことをどのようにしていくことが良いのかをまた考えていきましょう。考えさせてください。宜しくお願いします。