実習生

幼稚園には年間で数名の実習生がやってきます。現在は年中、年長ぐみに実習生が来ていますが今日は各クラスで“一日責任実習”が行われました。

朝からお帰りまで実習生が主導で保育を行っていきます。

今日の主な活動はどちらのクラスも“かえる”がテーマでした。年中児はかえるのカスタネット。年長児はかえるの鳴き声のする楽器づくりをしました。年長さんはピアノに合わせて自分たちで作った楽器を鳴らしていました。皆の楽しい気持ちがとても伝わってきました。

季節を感じながら子どもたちは「なにをするんだろう?」と目を丸くしながら話を聞く姿がありました。途中「せんせい、わからない。」「どうするの。」と子どもたちの声が飛び交います。しかし、そこで「あっ。説明が足りなかった。」と気づくことができたことと思います。子どもたちから学んだ瞬間でした。

子どもたちが初めて園生活を始め、一つひとつを知っていくように、実習生は子どもたちから一つひとつのことを学んでいきます。「みんながせんせいになっておしえてあげてね。」と言うと子どもたちは張り切って教えようとする姿になります。

大人も子どももお互いに支え合いながら歩んでいくのだと改めて感じさせられます。

これから保育者として立とうとしている若い力に皆様の協力と理解があって時間を過ごせることに心より感謝いたします。