ティラノサウルスって?!

今日は一日雨。いつの間にか真夏の暑さはどこかへ行ってしまったでしょうか?!

雨の日は、お部屋でままごとあそびや、粘土あそび、積み木あそびなど外あそびとはまた違ったひとり一人の取り組む姿が見られます。

Aくんが恐竜の絵を描いていました。

「せんせい!これてぃらのさうるすだよ!」大きく描いた絵を見せてくれます。

その様子を見ていたBくん。

Bくんも恐竜が大好きです。「おっ、てぃらのさうるす!てぃらのさうるすは、ここが〇〇じゃないかなぁ。」と一言。

Aくんは「そうかなー。ちがうとおもうなー。」と返します。

その後も二人で言葉を交わしながらティラノサウルスが出来上がっていきました。

この場合、多く見られる場面は、「ちがうよー!そうじゃないよー!」「これ、てぃらのさうるすじゃないよー。」です。

そして、「あってるもん!」「もういやだ。きらい。」なんてことにもつながっていきます。

Bくんの伝え方がAくんにとって、ティラノサウルス!と気づいてくれ、強く否定されたものではなかったので、いっしょに時間が進んでいくことができました。

経験を通して、AくんとBくんが近づくことができました。

とても大切なことだと思います。

毎日がそうではありませんが、逆の場合も経験としては積み重ねていく中で大切なことです。

これからも、子どもたちの関わり合いの場面を大切に、大人の目ではなく、子どもの眼鏡をかけて見守っていきたいと思います。

「Kせんせい。じっとしてて!Kせんせいかいてあげるから!」

Cちゃんが一生懸命に描いてくれました。そして出来上がった絵は・・・。

今日の洋服、している時計。すべて同じでした!

そこで言ってはいけないことは、「〇〇はもう少し〇〇かなー。」です。日常でも同じようなことがありませんか。

その時のすべてを受け止めてあげること。それが幼児期の子どもたちにとって大切なことです。そして、「えをかくことだいすき!」と思える人に育っていくのです。

心の中で・・・もう少しあるかな・・・。です!!

Cちゃんの気持ちがとっても嬉しかったです。ありがとうCちゃん!!